家族に流産を報告
産婦人科で二度目の流産の診断を受けた帰り道、
車の中で、また流産だったと主人に電話で報告しました。
主人も、なんと言っていいかわからないようで、
言葉少ない様子でした。
その後、私の母親にも連絡をすると、
母の自宅から私の自宅まで
車で30分くらいの距離ですが、
急いで私の様子を見に来てくれました。
どうしてまた流産となってしまったのか
私が仕事で無理をしてしまったからなのか、
仕事中、冷房で冷えた職場で
寒いと思いながら仕事をしていたせいなのか、
妊娠初期に外出していたからなのか、
いろいろ頭をめぐり、
頭の中はめちゃくちゃでした。
母親が帰宅した後は、
流産の理由や原因などを、
ひたすらネットで調べました。
流産が発生する仕組みや
確率の問題、とか、
35歳以上は流産の確率が上がる、とか、
私は不育症なのではないか、など。
調べても、私の流産の原因がわかるわけではないのに、
どうして・・・という気持ちが湧き出てきて、
調べることでしか、時間が経過するのを待つことはできませんでした。
仕事に行けない
二度目の流産の診断を受けてから、
仕事のことが全く考えられないようになりました。
それまでは、
毎朝6時台には電車に乗り、
1時間半以上かけて職場へ向かい、
自分の与えられた仕事に責任を持って担当していました。
人間関係は、すごく大変でしたが、
周りの人に支えてもらっていたこともあり、
毎日仕事をしていました。
流産の診断を受けて、
それまでピンと張り詰めていたものが切れてしまったように、
仕事のことが考えられなくなりました。
それでも、
職場の上司には、流産を報告しなければならないので、
職場に電話で伝えることにしました。
その当時の上司は、
60代の男性2人で、
私より少し年下のお子さんがいるような方でした。
電話で、流産のことを伝えると、
びっくりしていて、
絶句といった感じでした。
「とにかく今はゆっくり休んでいい」と
言ってくださり、
流産の手術までの間、手術後も、
しばらく休みをとっていい、という話になりました。
私も、とても仕事のことは考えられない心理状態だったので、
上司から休んでいいと言われて、
ほっとしました。
せっかくもらえた休み。
今思えば、ここで仕事を休んだことで、
後々、私の人生は大きな転換を迎えることになったように思います。
今回はここまでとします。
続きは、また次回書きます。
今日もありがとうございました★